630調査非開示問題の解決について(お礼)

関 係 各 位

 厳冬の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 2019年の630調査が個人識別情報等を理由に非開示にされた問題の際には、大変お世話になりました。おかげさまで630調査非開示問題は、国とNCNPのほうで開示しやすい仕組みが取り入れられ、無事に解決しました。
 非常に入り組んだ政策手段により解決しましたので、解決までの経過や政策手段の整理、残された課題をまとめた説明資料を作成しました。お礼を兼ねてご報告申し上げます。
 今後も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
 敬 具 

【本文】説明資料

※630調査開示運動をめぐっては、全国「精神病」者集団からの再三の指摘を押し切って「個人識別情報に該当しない」「調査方法をもとに戻せ」などの誤った方針が採用されてきた経緯があります。全国「精神病」者集団は、NCNP、厚生労働省、国会議員との交渉の窓口となり、責任をもって開示の実現に寄与してきました。最近になって、いまだに開示の処分を出さない地方公共団体が存在することを理由に国会議員に要求しようとする動きが出てきました。しかし、地方公共団体のことは地方公共団体に要求すべきであり、国会議員に要求すべきことではありません(同一会派の地方議員の紹介ならまだしも)。これ以上、誤った方針で混乱を招くことは看過できないと考え、国レベルでは解決した問題であることを議員に知らせるべく説明資料を作成し配布しました。