全国「精神病」者集団は、1974年5月に結成した精神障害者個人及び団体で構成される全国組織です。

全国「精神病」者集団は、1974年5月に開催された第1回全国患者集会の場で結成され、以降は精神障害者同士の仲間作り、互助を基本とした活動を続けてきました。助け合いは、精神病院内の自治会組織のようなかたちでおこなわれたもの、地域患者会のように地域生活を支え合うものなど、さまざまなかたちで取り組まれました。
そのため、全国「精神病」者集団の個人会員は、すべて精神障害者です。実に40年以上、精神障害者だけで団体の維持、運営をしてきたことになります。こうした組織形態は、世界的にも類を見ないです。

結成当時は、高度経済成長で精神病院が増えすぎた一方で地域の資源が乏しく、精神障害者同士が助け合うことが地域生活を実現する上で現実的な方策となっていました。各地で精神障害者が自宅を行き来し、あるいは精神障害者同士で共同生活を営みながら助け合い、辛い病を抱えながらも生き抜いてきました。

全国「精神病」者集団は、現在も生活保護や障害年金の獲得への協力、精神障害者の日常生活に係る法制度に係る意見の公表など、幅広い活動を展開しています。また、全国「精神病」者集団は、世界でもっとも早い段階で国連に意見を出した団体であり、精神障害者同士の国際的な連帯を実現しています。世界組織である「世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワーク」の構成員、アジアネットワークである「精神障害者をインクルージョンする地域社会変革へのアジア横断同盟」のボードメンバーでもあります。

このように全国「精神病」者集団は、入院中の人、地域で生活している人、現在は治療を受けていない人、誤って病気とみなされた人、精神科病院内の自治会組織、地域患者会、自立生活センター、ピアスタッフ、服役中の人など、幅広い会員層に支えられながら精神障害者の利益代表活動をしています。


《旧優生保護法による優生手術(子どもができなくなる手術)を受けた方へのアンケート調査について》
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/yuuseihogo.htm


《ジュネーブ渡航プロジェクト:障害者権利条約審査》
ジュネーブに精神障害者の声を届けよう-カンパアピール(2022年版)
障害者権利条約 第1回建設的対話(8月22日)記録メモ
障害者権利条約 第2回建設的対話(8月23日)記録メモ
障害者権利条約第1回政府審査・事前質問に関するパラレルレポート(日本語版)
障害者権利条約第1回政府審査・事前質問に関するパラレルレポート(英語版)
全国「精神病」者集団のロビー資料


《重大なお知らせ》
東京地方裁判所・判決文(2022年12月23日)
全国「精神病」者集団2018年度臨時総会の招集について(2018年4月30日)
山本眞理氏との確認書(2018年3月30日)
山本眞理氏による確認書違反行為に係る再度の話し合いの申入れ(2018年5月28日)
再合意に関する話し合いの報告(2018年6月19日)


<全国「精神病」者集団 連絡先>
各種WEBからのお問い合わせはこちらよりお願いします。

〒143-0016 東京都大田区大森北 2-6-1 サンプラザ竹虎 307ぷらっとホーム大森内
※2021年4月1日付で 中野事務所から移転しました。
電話:080-6004-6848(桐原)
(火曜日から日曜日 午後1 時から4 時まで)