法務省は、これまで当事者団体が要求してきた成年後見制度の見直しに係る民法改正の検討について、成年後見制度利用促進基本計画(第二期)に則って着手しました。さて、成年被後見人権利制限適正化法案の附帯決議には、障害者権利条約初回政府審査に係る総括所見(勧告)を踏まえた法制度等の見直しが明記されており、この度の検討においても最重要テーマの一つになっています。この間の検討は、高度に法学的な議論であるため、私たち当事者の間でも浸透していませんが、本来は私たち当事者の生活に直接かかわる問題ではないかと思います。現在、検討において課題になっている事項などをわかりやすく理解していくとともに、障害者権利条約初回政府審査にかかわる勧告の実現を求めていくため成年後見制度の見直しに係る民法改正に向けた院内集会を開催します。
日 時:2023年11月28日・11時30~13時30分
場 所:衆議院第二議員会館第3会議室
Zoomによるハイブリット(ID 965 0393 6779 パスコード 269591)
プログラム:
主催者挨拶 障害者権利条約に整合した民法改正
桐原尚之さん (全国「精神病」者集団)
基調 成年後見制度の見直しに係る民法改正の検討の状況
上山 泰さん (新潟大学教授)
指定発言
鎌田松代さん 公益社団法人認知症の人と家族の会・代表理事
認定NPO法人DPI日本会議から1名(調整中)
日本障害者協議会から1名(調整中)
主催:全国「精神病」者集団 (協力:成年後見制度を見直す会)
後援:公益社団法人認知症の人と家族の会、日本障害フォーラム(依頼中)、認定NPO法人日本障害者協議会、全国自立生活センター協議会、全国精神障害者団体連合会、日本ピアスタッフ協会(依頼中)、一般社団法人精神障害当事者会ポルケ、大阪精神障害者連絡会