祇園祭宵山行事中に交通規制にあたる警察官への障害者差別解消法の周知に関する要望書

2019年7月10日
京都府総務部人事課長 殿
京都府健康福祉部障害福祉課長 殿
京都府警察交通規制課長 殿
下京警察署長 殿
中京警察署長 殿

祇園祭宵山行事中に交通規制にあたる警察官への障害者差別解消法の周知に関する要望書

 日頃より京都府下における障害差別解消の推進に尽力くださり、こころより敬意を表しております。
 さて、例年通り宵山行事期間中は、四条通及び烏丸通の歩行者用道路規制がおこなわれ、歩行者は四条通の左側通行室町通・新町通等において一方通行への協力が求められることとなりました。2016年7月の祇園祭においては、障害者差別解消法及び同法京都府職員対応要領等に基づき合理的配慮の提供義務をおうべき警察官が、障害があって長時間の歩行が困難な人に対して同法の義務を知らないことを理由に合理的配慮の提供をしないといった対応が散見されました。そのため、当会は2017年から毎回、京都府警察に障害者差別解消法の周知に係る申入れをおこなっております。そして、2017年以降は、京都府警察が現場の警察官に障害者差別解消法の周知をおこなったことで、交通整備にあたる警察官の対応が大幅に改善されました。
 つきましては、例年通りに交通規制にあたる警察官への障害者差別解消法の周知徹底をしていただきますようお願い申し上げます。
以 上