精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律(案)に係る質問について(与党)

衆議院議員 田畑 裕明 様
衆議院議員 佐藤 英道 様

 紅葉の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、障害者関連法案が衆議院に付託され、11月9日には同法の趣旨説明が予定されています。2022年8月、国連障害者の権利に関する委員会による第1回日本政府審査がおこなわれ、委員からは日本の精神科医療に関する質問が相次ぎ、改めて国際社会からの関心の高さがわかる結果となりました。
 つきましては、下記の通り精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律(案)について質問をしていただきたくお願い申し上げます。

質 法案附則第3条の検討規定では、「本人の同意がない場合の入院制度の在り方等に関し、障害者権利条約の実施について精神障害者等の意見を聴きつつ、必要な措置を講ずることについて検討する」とされているが、国連の総括所見で示された勧告について、政府はどのように対応するのか。
以 上