患者の人権がまもられる精神医療を! ~故ケリー・サベジさん一周忌に考える~

緊急報告「患者の人権がまもられる精神医療を! ~故ケリー・サベジさん一周忌に考える~ 」

平成30年5月19日(土)午後1時~3時 (会場12時半) 
日本記者クラブ会見場(千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル9階)
  https://www.jnpc.or.jp/outline/access
定員 80人 (参加ご希望の方は以下のアドレスまでご連絡ください)
E-mail:hasegawat@ks.kyorin-u.ac.jp(杏林大学 保健学部 長谷川 利夫)

 日本の子どもたちに英語教師として親しまれていたケリー・サベジさん(享年27歳)が精神科病院で身体拘束ののち亡くなってから5月17日で一年となります。
これがきっかけで精神科病院における身体拘束に焦点があてられ、去年7月には“精神科医療の身体拘束を考える会”が発足しました。会には、ケリーさん同様、身体拘束後に亡くなった方のご家族からの訴えや、現在拘束されているという当事者の声が届いており、問題の根の深さを感じています。隔離・拘束だけでなく、日本だけ突出している長期入院の問題も含め、はたして日本の精神医療は患者の人権がまもられる仕組みになっているのか、この事態をいかにかえてゆけるのか、当事者もまじえて、様々な立場の人と議論し、変革へのきっかけをつかみたいと思います。

挨拶と基調報告         “精神科医療の身体拘束を考える会”代表 長谷川利夫 
ケリー・サベジさんはなぜ亡くなったのか?           マーサ・サベジさん 
本会の開催に寄せて一言                 精神科医 斎藤環氏【予定】
考える会”に寄せられた声、活動の報告              佐々木信夫弁護士
当事者からの訴え~フロアより  
姉を亡くした女性、大学病院から退院した男性 【予定】
患者の人権がまもれる制度になっているか              三枝恵真弁護士  質疑応答
司会進行 迫田朋子