TCI-Asia運営委員会報告(2018年1月18日)

1. 会員規約について

個人会員:
◆コアメンバー:精神障害者
◇精神障害者であれば、自動的にコアメンバーになるのか?
→なるほうがよい。
◇Psychosocial disabilityではなくmental healthの問題をもっていると思っている人などもいる。そういう人もコアメンバーになれるようにすべきである。
→診断がなくとも本人が基準に当てはまると思ったらコアメンバーになれる。
→書類をつくるときには、psychosocial disability/ mental health/ user and survivorなどをリスト化し、そこにあてはまる人は自動的にコアメンバーにする。
◇コアメンバーの義務/責任
→コアメンバーだけが投票権を持てる(TCI Asiaが組織として登録したあと)。
→それぞれの国(州・市)での活動を進める。また、全国的な組織ができるように努力する。いろいろな人が活動に関われるように。
→とくに何か義務があるわけではなく、それぞれのできる領域でTCIの活動に貢献する
◇団体会員になるか、個人会員になるか
→とくにガイドラインをつくってはいない。団体会員と個人会員の両方に同時になることができる。団体会員に登録したからといって、その団体の会員が自動的にTCI Asiaの個人会員になるわけではない。

◆賛助会員:障害種別をこえたメンバーや支援者(Supporter)
◇どのように賛助会員とアライを分けるのか。
→アライはTCI Asiaに招待された人。
◇支援者(Care Giver:主に家族と医療者)も個人として賛助会員になることは可能か
→可能にした方がよいという人:ライナス、キム、チンサ、ティエン。可能にしない方がよいと言う人:バーガビ、メナーシ、イェニ。
↓その後の議論
◇賛助会員の人数を制限した方がよい。コアメンバーの数を超えない方がよい。
◇台湾ではセラピストなどがオルタナティブな方法などを使っている。タイでは支援者(とくに家族)とよい関係を築いて協力して活動している。スリランカでも支援者とともに活動している。
◇インドやインドネシアでは、支援者と精神障害者の主張は大きく異なっていることが多い。このため、支援者の意見が支配的になっては困る。TCI Asiaはこれまで聞かれてこなかった精神障害者の声を発信していく組織としてあるべきである。

◇それぞれ文化が違うので支援提供者の位置づけも違う。

◇支援者についてのガイドラインなどを設ける必要がある。
◇支援者とともに活動する場と、自分たちだけの活動の場を分けたらいいのではないか?
→違う場を運営したりするのには大きな労力がかかる。総会に来ていい賛助会員と来ていけない賛助会員ができるのは複雑でよくない。

コアメンバーの推薦がないと賛助会員になれないというのが折り合い点ではないか。
活動を進めるのは、精神障害の人だが、情報の共有は多くの人でしたらよい

◇これからグーグルかヤフーでTCI Asiaのメンバーグループをつくるのでメンバーが拡大するように努めてほしい。

◆個別の会員について
◇Frank(中国)
精神障害者で、北京を中心にピアサポートをおこなっている。中国の運営委員の代理者になれる?
→ライナス:とても活発に活動している。英語がどれくらいできるか心配。Sophieの方が語学力の点ではよいのではないか。香港は独立しているけれど、共有できることはたくさんある。
バーガビ:香港は独立しているので、ソフィーは香港のメンバーになってもらったほうがよい。
ティエン:中国語を話すもの同士、英語の会話は助け合える。
◇Jhilimill(インド)
精神障害者なので、アライに申請しているけどコアメンバーになってもらえるようにする。
◇台湾の何人かの賛助会員
TGQRAAのメンバーが知らない組織やメンバーがある。国内でも知らない組織どうしのことがある。これから確認をとる。

今後に向けて
◇会員についての議論に予想以上に時間を使ったので、施設については今後考えていく。
→イェニとワーカーが、2月にジュネーブで会って計画を立てる。
→桐原が取り組んでいるようにいろいろ資金獲得に向けて動いていく。

◇組織としての登録はキム、ボス、シバニが協力してバンコクで進める。