日時:2018年6月26日(火)13時~15時30分
会場:参議院会館講堂(通行証配布12時30分~)
主催:病棟転換型居住系施設について考える会
私たちは、2014年6月26日に日比谷野外音楽堂で開かれた「生活するのは普通の場所がいい STOP! 病棟転換型居住系施設!! 6.26緊急集会」を開催しました。作りすぎてしまった日本の精神科病床を「暮らしの場」と言い換え、退院したことにしてしまおうという馬鹿げた政策に「STOP!」をかける緊急行動でした。
それから4年が経過しました。今、日本の精神医療は、さらに閉鎖的処遇が進行し、病院内での隔離・拘束は増え続けています。そして、「重度かつ慢性」という言葉で、退院できる人とできない人を選別し、今も病院に残る長期入院の人たちの退院を否定する仕組みまでが構想されています。
私たちは、そのような日本の精神医療を抜本的に変革していくために行動してきた障害当事者・家族・精神医療や地域精神保健・福祉の関係者がつながり、歩むため、今年も6月26日に集会を開催します。
5回目の6.26集会
「変革すべき精神医療~見えないものを見る努力~」
《プログラム》(予定)
○基調報告「考える会」の取り組み、山積する課題の確認」
長谷川利夫さん(杏林大学教授)
○平成29年度みんなねっと全国調査報告
小幡恭弘さん(全国精神保健福祉会連合会・みんなねっと)
〇身体拘束に関するアンケート調査報告
宇田川健さん(地域精神保健福祉機構・コンボ)
〇精神科病院に勤務する看護師の語る医療現場の現状
東幸枝さん(社会医療法人財団松原愛育会松原病院)
〇私の経験した精神科病院での身体拘束 当事者の方々
〇ベルギ―で実現した精神医療改革
氏家憲章さん(社会福祉法人うるおいの里)
○2018年から精神保健福祉資料(630調査)が変わる!~何が問題なのか~ 星丘匡史さん(埼玉県精神医療人権センター)
連絡先// 長谷川利夫(杏林大学教授)
〒181-8612 東京都三鷹市下連雀5-4-1 杏林大学保健学部作業療法学科